2009年10月17日
雑感。世の中にはいろんなDVDがある、ということで。
■その1。
Amazonがまた売り切れです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B002E8JM3C
これです。
1・土曜夜ににAmazonから納入依頼のメールが来る
↓
2・日曜に指定本数を送る
↓
3・火曜くらいに「在庫あり」になる。
↓
4・木曜日に売り切れる=「在庫切れ」表記が出る
↓
5・「1」に戻る
ここんとこ、これの繰り返しです。
つまり、木曜から月曜まで、ずーっと「在庫切れ」状態。
マ ジ メ に 売 る 気 あ ん の か ア ホ ン ダ ラ !
です。もうちょっと多めに仕入れたらどーですかね?と、憤る次第であります。
いつも2本くらいしか納入依頼してくんないんですよね。だから、すぐ売り切れちゃう。
いやホントにこの繰り返しです。
まぁあえてポジティブシンキングしますと、これはそれだけ売れてるってことでもあるわけですので、アホンダラとは思いつつも何とか耐えることが出来ておりますが。
しかし、Amazonではこんな感じなのですが、http://www.wisecart.ne.jp/kome3/こっちではカラッキシです(10月16日現在)。
おんなじもの売ってるんですけどね。フシギだなぁ。
というわけで、この記事を御覧の皆さんだけのサービス。http://www.wisecart.ne.jp/kome3/から購入頂いた方先着5名様に、今年ウチで採れたゴーヤーのタネを差し上げます。
純粋栽培によって採ったタネですので、計算上では3世代分ほど原種に近くなっております。
なので、とりあえずタフです。
■その2。
先日、ある演劇公演の収録をしてまいりました。
ちなみにこの写真は、その公演における、いわゆるインターバル時のヒトコマであります。
で、その公演の打ち上げに参加しまして、出演者の子役の皆さんより、なんだかプレゼントを頂いちゃいました。
メッセージカードと、ぬいぐるみ&クッキーのセット。
チラシの写真撮影時と、公演の収録時、そしてこの打ち上げ時と、計3回しかお会いしたことがなく、またいずれにおいても一切会話の機会が無かったにも関わらずこの心遣い。さぞかしメッセージの内容にも困ったことでしょう。
こういうのはメッタにもらえるもんじゃないので無条件にうれしかったですな。まだ封も開けずに取ってあります。あ、いや、クッキーだけ食った。ウマかった。
子役の皆さんには、たかだか2000円程度のDVD内においてスクール水着で開脚しちゃうような仕事をするハメにならないよう、本人も留意し、また周囲の大人もどうかしっかりガードしてあげて頂きたいと思います。マジで。
というのは、今日ある喫茶店で打ち合わせしてたんですが、隣席が、なんちゅうか、胡散臭い大人の見本みたいなヤロー(40歳くらい)と、明らかに中学生な女の子でしてね。
“発売イベントの時には、撮影の時と同じ水着になってもらうんだけどね”
“まぁ、きみががんばってどこまで出来るか次第で、人気も出るよ”
とか言ってんですね。このバカオヤジが。女の子の方もなんか色々質問してたりしましたけどね。数ヵ月後に、この子のDVDがhttp://www.oimoya-shop.jp/こういうところに並んだりしちゃうのかな、と思いました。
年端も行かない子をたぶらかしてゼニ儲けするやつはサイテーであります。このオヤジも、いかにも下賎な顔つきでした。
オレも映像制作を生業とする一人でありますが、とりあえず「年端も行かない子をたぶらかしてゼニ儲け」だけはすまい、と思いましたね。
・・・っていうか、この手のDVD、案外そんなに儲かんないんですけどね。
■そうそう、上記の「その1」のDVDですが、先日沖縄、宮古島に行きましてDVD完成のお礼周りetcしてきたのですが、当地の各メディアに取材して頂きました。
宮古新報、宮古毎日新聞、そして宮古テレビ(敬称略)、です。
で、先日、その紙面・放送分DVDが送られて来たのですが、扱いのデカさにビックリ、でした。
新聞2紙は社会面に写真付きで掲載されました。
「宮古馬」というものに対する、県民・島民の意識がわかるってもんです。
そうそう、沖縄本島のグラフ誌と、JTA機内誌からの問い合わせもありました。記事になるといいなぁ。
ではおやすみなさい。
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2009年04月12日
メディアへの携わり方など。
先日いわゆる「ギョーカイ」(この言い方も古いなぁ。でもまだいるんだよなぁこういう自称を恥ずかしげもなくする人って)の方のご意見を聞く機会があったのですが、その中でどうにも引っかかったことがひとつ。
いわく、
"AD(アシスタントディレクター)として一番大事なことは、バカであること、それも愛されるバカであること"
とのこと。
この方はどうやら何らかの形でTV番組制作に携わってるらしいのですが、オレ的な結論から言うと、臆面もなくこんなこと言ってるヤツがいるから最近のTVはダメダメなんだな、と。
「メディア」というものを"不特定多数に対して何らかの(広い意味での)情報を発信するもの"と仮に定義するなら、そのコンテンツの制作者として最も相応しくないのが「バカ」だと思うんですが、どーなんでしょうかね。
"愛されるバカ"として優秀なADに成りえた人が、やがでディレクターとしてメディアを通じてナニゴトかを不特定多数に発信している・・・場合によっては、これはちょっと怖いことです。
オレ的には"愛されるバカ"が作ったものなんか観たくないし、"愛されるバカであれ!"とか言ってるヤツが跋扈しているTVにはなんの魅力も感じません。
・・・ただ、現実的に、現状ではちょっとバカなくらいでなきゃあの過酷な現場には耐えられない、ってことも言えるかもしれません。
小津は、マトモなレベルで創作し続けられないという理由から、決して1日8時間以上は撮影を行わなかったそうですが、今の、特にTV番組製作現場において、その論理は通用しないらしいです。
しかし「愛されるバカ」とは・・・創作者は本来殊更に愛される必要など無いと思うのですが。
営業マンならばこれは愛されなきゃダメで、そのために時には「バカ」にならなきゃならない状況もあったりするでしょうが、純粋に「創作」という側面において、この辺は無意味というか、場合によってはジャマになったりするんじゃないか。
ここでふと我が身を振り返る。
オレは確かに映像etcを作って・売って、それで喰ってるわけですが、実際的には営業マンとしての側面も多くあるので、時には"愛されるバカでなければいかんなぁ"とか思うこともあります。
しかし、撮影にしろ演出にしろ編集にしろ、モノを作ってるときにそんなことは全く持って二の次になるし、それでなんの問題も無いです。
バカって言えば、TV番組ってのは、バカでも理解出来るように作る、ってのが基本スタンスだそうです。
まぁこれは考えたら当然で、TV局が営利目的である以上、老若男女誰でもが楽しめるように作らないと=とにかくより多くの人に楽しんで・支持してもらわないと成り立たないわけですからね。
利口な番組はバカにはわかんないけども、バカな番組は(面白いかどうかはともかく)利口にも理解は出来ますから。
ただ、バカが考えるバカ像ってのは確実にそいつよりさらにバカなわけなので、どうしたってバカが作る番組は、これはもう思いっきりバカバカしくなるに決まってます。
で、まだなににも染まってないマッサラな子供がそういうバカ番組を観て、そのまま育ったとしたら、これは即ちバカが考えるバカ像=moreバカが標準になっちゃいかねない、と。
マッサラな子供たちは、この「moreバカ」的な世界観を、ああそういうもんなんだな、とかいって素直に受け取っちゃうでしょうから。
かくして・・・大宅壮一じゃ無いですが、「一億総白痴化」が達成されちゃうわけですね。
むかーしにblogで、16歳未満はネット禁止にしたらどうか、とか書いた事がありますが(ちなみにhttp://www.ageof80s.com/mt/archives/000014.htmlココ)、TVも16歳・・・いや20歳くらいまで禁止にしたらどーですかね。いやホントに。
投稿者 kome3 : 01:26 | コメント (0) | トラックバック
2009年01月15日
世の中は不景気である、との由。
先日乗ったタクシーの運ちゃん氏によると、繁華街などの車両交通量などはむしろここ数ヶ月で増えているらしい。
弊社のお客さんである某広告代理店様は、某株式市場で先日ストップ高を記録した。
最終年の我が国のGDPは4兆4千億ドルで、2位の中国に1兆ドル以上の差を付けて2位を堅持している。
昨年の夏ごろに30万円で購入したスイス製腕時計、昨日の折込広告で見たら20万円になっていた。でもって、なんだここんとこかかなり売れているらしい。
昨年10月の我が国の貿易黒字は、史上最高であった・・・と、なんかで読んだ。
しかしながら、我が国は現在、未曾有の不況下にある、との由。
かつでバブル景気を言われていた時代、オレは社会人新人、いわゆるペーペーだったのだが、先輩社員etcが浮かれているのを見て、疑心暗鬼であった。
いつでもタクシー券がもらえたし、用も無いのに無為に会社に居残ってた人が多かったにも関わらず残業手当はフルに出た。
国土から石油が出るわけでもないのに、また、輸出商品でウルトラスーパーヒット商品が出たなんて話も聞かないのに、どうしてこれほど好景気になるんだろう?そんなバカな?と。
また、4、5年ほど前、それなりの規模の会社さんにお邪魔し雑談していると、決まって話題が「中国ビジネス」・・・これからは中国向けのビジネスが主流になるよ、中国に進出した企業が生き残るよ、みたいな話ばかりだったのが、今はトンとそんな話も聞かない。
以前借りていた事務所の大家さんは、オイルショック時、トイレットペーパーが入手困難になるってんでみんなが死に物狂いで行列した、って時、なんで不況になると殊更ケツ拭き紙ばかりが不足するのかが理解できず、冷ややかな目で報道を受け取っていた由。
そんなわけで、今回の不況も、オレはあまり信じない。
とりあえず信じないようにしている。
もういろんな人が言ったり書いたりしているが、好不況のとりあえずの要因は、「ムード」「雰囲気」であるらしい。
ホントに不況か好況なのかはさて置き、まずなにしろ、こういったムードに流されないようにしたいと思う。
しかしながら、クドいようだがホントに不況か好況なのかはさて置き、世のムードは「不況」一色である。
これだけ新聞やTV[etcで不況不況言われりゃ、イヤでも不況ムードにもなるってもんである。
先の大戦時、ジイサンバアサンらに聞くと、市井には、ホントに玉音放送の直前まで、もうちょっとガンバれは勝てる、みたいな雰囲気があったらしい。
ラジオや新聞も、大本営発表という「お墨付き」で、好調な戦果ばかり報じていた由。
それがフタを開けてみればボロ負けで、それどころか実はどうやら開戦そのものがかなり無謀な判断に拠るものだったらしいってことで、事後はもうワケワカラン感じになった由。あの時の報道はなんだったの?ってことで。
そんなんだから、あまりメディアを信じちゃいけませんね。
先日珍しく某報道番組を観てましたら、なんか今年度中に3万人がホームレスになっちゃうみたいな話をしていた。
よくよく聞いてみればそんな話じゃなかったのだが、番組オープニングから“3万人が路頭に迷う!?”とかいうデカいテロップがガンガン出たりしていたので、流して観てたらそんな印象・・・「ムード」に陥れられちゃうなぁ、と。
とにかく、妙な、姑息な印象操作には乗らないようにしたい、と思う。
しかし、クドいようだがホントに不況か好況なのかはさて置き、ナニゆえにメディアはこうも不況をあおるのか。
多分に、不況という主題を設定した方が記事が書きやすい、みたいなアホな理由だったりする気がするが、もしかしたら“今我が国は不況なんですよ!”ってことにしないとトクしな人がいるのかもしれないなぁ。
かつても“農民は生かさず殺さず”で、その利鞘でもって贅沢してた階級がいたりしたわけで。
ところで、この円高下、輸入原材料を加工したりする会社はボロ儲けなんでしょうか。
資源の無い我が国では、ほぼ全ての「商品」は須らくこの輸入原材料によって生産されているはず、と思うのだが。
あと、VW社がベンツに吸収されたりしている状況下、トヨタとホンダは先のモーターショーでドーンと新型ハイブリッド車を提示してたなぁ。
ホンダっていえばF1撤退の報があったが、2年位前から、F1のアホアホなレギュレーション改正により、各供給メーカーがこぞってF1参入のメリット低下を語ってたっけ。こんな制限下じゃ企業としてメリットがない、こんなんじゃウチもやめちゃうぞ!とかフェラーリさえも言ってた。
まぁとにかく、我が社は不況のムードに呑まれないようにしようと、社長であるオレは強く思うのであった。
投稿者 kome3 : 10:26 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月25日
あんましアホなことはしないが吉である。
3ヶ月もの永きに渡って更新しなかったのは、ひとえに当blogの置いてあるサーバのセコさの故です。
さてさて・・・先日、大学の同級生と一緒に仕事する機会がありまして、連れ立って先方(クライアント)にご挨拶する運びになりました。
フレンドリーな雰囲気の中、案件の打ち合わせ~四方山話と続き、いつしか出身大学の話になりました。
“ほお、そうなの。お二人は大学の同級生でらっしゃるんですか”
“どちらの大学だったんですか?”
と問われ、ワタクシとしては至極当たり前に、“我々、日大だったんですよ”と答えたわけです。
そしたらこのバカが、軽く必死な感じで
“いや、日大っていっても、日芸なんですけどね”
と即座に付け加えやがった。
・・・確かに当サイト管理人は、かつて日本大学芸術学部映画学科監督コースってとこに4年間通ったりしてたのですが、私的には芸術学部だろうが法学部だろうが、要するに、というか、とどのつまりこれらは全て「日大」であって、それ以外のナニモノでもないと思うんです。
ですが、彼のアイデンティティは、「日大」というより「日芸」である、という部分に多く有る・・・らしい。
で、先方を辞した後、このバカはさらに
“あのさあ、オレら確かに日大なんだけどさ、あくまで「日芸」なんだからさ・・・”
と、ワザワザ付け加えてきやがった。
「なんだからさ・・・」で、なんなんだ?その後なんて続くの?
出身大学を聞かれたら、日大、ではなく、日大芸術学部です、って言え、と?
当サイト管理人は、特に仕事上の席では、所属学科にまで具体的に突っ込まれたりしない限り、日大出身です、しか言わない・・・あえてそれ以上言わないようにしてたりしました。
当サイト管理人はいわゆる「会社経営者」なのですが、そういう立場での仕事の場において、日芸出身であるというのは、必ずしもプラスに働くとは限らないからです。
むしろ、統計的に全国の会社経営者(=顧客になる可能性のある会社の経営者)の出身大学は日大が多いということもあり、“私も日大なんですよ”とだけ自称した方がトクすることも多い(多かった)からです。
あと、上記のような自称をすることで、相手がどう思うか・相手にどう思われるかってことまで思い至らないんだろうか。
良くも悪くも
“ああ、この人は、単に日大出身でなく、あくまでも日芸出身だってとこに拘りがあるんだな”
って思われてしまう・・・これほどみっともない(これはどんな学校・学部であっても)ことはそうそう無いんですが、オレは日芸出身なんだ!っていうアピール欲に執心した結果、このみっとも無ささえ想像できなくなってしまうんですね。
ましてや今回は客先での次第でしたので、いいトシをしてあんましアホな事は言わないで頂きたい、と思ったわけです。
っていうかですね、なにしろ、ワザワザ「日芸出身なんです」と補足してしまうそのマインドがイヤですね。
選民意識、というんでしょうか。
他の日大出身者と一緒にするな、オレはあくまでも日芸なんだ、って・・・こういうのはもう最低最悪だと思うんです。意識無意識に関わらず、人間として最低な、タチの悪い差別主義者ですよ。
東大だとか京大だってんならまだしも、日芸出身だからって、キミが思ってるほどエラい人ってことではないですよ、と。むしろ、場合によっては、単なる変わり者扱いされてしまう事だってあるくらいで、ね。なにしろ、日芸出身、ってことで有り難がられる業種なんてホンのわずかなんですけどね。そういう事には思い至らないんですね。
余談ですが、ワタシの中学時代の友人に、京都大学に行って、なんか今はそこの准教授だかなんだかになってるヤツがいますが、かれは基本的に昔となんにもかわりません。昨年の大晦日に会いましたが、あまりに当時と変わってなくて笑えました。
特段に、京大また大学院を出てるってことをハナにかけるでもなく、この大学・院の良い面悪い面を極めて客観的に述べておりました。
もうひとつついでに言うと、私の友人達は、上記のような京大生もいれば放送大学生もいるし、暴走族、ヤクザ、トラック運転手、ニート、また風俗嬢もいれば未婚の母もいればバツイチ、ニ、サンも、なにしろいろんなヤツがいます。
彼らとはいいかげん永い事付き合ってますが、ホンの一瞬、フトしたきっかけ等でも、様々な己の出自etcをハナにかけたような所作etcを見せたことはありません。
みんな、極めて当たり前に、「今」をフツーに生きてるので。
本人にもかるーく話しました。
ワタシもエラそうにギョーカイ人ぶってる同級生に、こんなガキじみたことを教え諭すほどヒマでも善人でもないので、まぁ、かる~く、ですが。
自分の出身大学に誇りを持つってのはいいことですよ。
当サイト管理人も、この大学学部に入学できて、本当に良かったと思っています。
またヘンな話ですが、入れてくれた両親にも感謝しています。
その「誇り」が、「選民意識」に変質しちゃったんじゃ、これはイカンです。
自戒もこめて。
投稿者 kome3 : 12:13
2007年06月01日
引き続き私的な「幻戯」の感想その他雑感。
沖縄は暑いですよ。
ここは、当サイト管理人が在住している東京都よりも微妙に赤道に近いわけですが、赤道までの距離差は地球的には大したこと無いはずなのに、寒暖の差は大したことアリアリであります。
そんなわけで、ここでひとつまた「幻戯」の感想をひとつ。
徹夜真っ只中に書きましたヤツは、自分で言うのもナンですがあまりにも「徹夜真っ只中」丸出しな内容で、もう読み返す気にもなれず、という感じです。
といって、正直今も「徹夜真っ只中」に近い状況だったりするので、だったら書かなきゃいいんですが、ここでどうしても(?)ひとこと書きたくなってしまった事柄があります。
「幻戯」の感想etcとしまして・・・「童貞の小説家」の役柄について、あれはT氏(←原作・演出者)のコピーもしくはT氏自身なんじゃ?みたいな評がありますが、24年前から(ブランクはあるものの)付き合ってるオレから言わせると、登場人物全員、どこか全てT氏ですよ。
全ての役柄に、多かれ少なかれ、また直接・間接に、確実にそこにはT氏がおりますです。
このことは、決してかの作品の浅薄さを云々する事柄では無く、むしろその逆だったりします。
なんで「逆」なのかは、またの機会に・・・。
また、私的にですが、T氏がどれだけこの作品に没頭し、ある意味賭けてたかを知り、ちょっとビックリしちゃったよお!って感じ。
さらについでに言っちゃうと・・・これはもう我ながら暴論かもですが、T氏みたいなのが居る「机上風景」、なんだかウラヤましいですな。
せっかく、実際に「脚本」で食ってる・食えてるT氏みたいなのがいるんだから、皆さんもどうか役者としてのみで食えるようになって欲しいと、これは純粋に思います。皆さんいい人たちなので、ホント応援してますよ。
前々作も、前作も、もちろん今作もですが、どの役柄も・・・どんな嫌な役柄であっても、全て愛すべきキャラクターでした(もちろん客演の方も含めて)。
このことはこれも純粋に、またひとえに役者さんの「実力」なんだろうと思う。
聞くと、皆さん他に職業をお持ちで、平行して机上風景で活動してらっしゃるとのこと。
この業界にはあまり明るくないのですが、「俳優」としてだけでやってけるようになって欲しいなぁ、と思う次第です。
ぶっちゃけ、そうなってもらえれば、もっと沢山「机上風景」の公演が観られるわけだしなぁ。
ついでに、我が社の業務を手伝ってくれてるメンツ各氏も、いわゆる「舞台での表現」に関わってたりするのですが、T氏よ、彼らにも「成長のきっかけ」を与えてやっておくれよ。
彼らは、「実際にそれで食えてる人」に飢えてるんですよ。そういう人に触れる機会に・・・って、世の中のほとんどの役者さんがそうなんだろうけども。
撮影、編集の現場については、オレが受け持ってますが。
あと、オレがオゴるのは焼肉で、なんで自分はコーヒーとかしかオゴらないんだTよ。
こっからが雑感。
■Horse.TVの番組が、リニューアルしました。
まぁほぼセットだけですが。
この「番組」同名のサイトで毎月30分間(といいつつ最近は1時間近い)放送している、いわゆる「インターネットTV」です。
ネタバレ?しちゃいますが、築40年のアパートの6畳和室で収録してます。
この番組、そしてもちろんこのサイト、また引いては乗馬・馬術競技の発展を願って止みません。
■あれ、ユニットバスで風呂入る場合、体洗うのは湯船の中?外?
今回、外で洗ったら、当然ながら便器まわりもビショビショになったよ!
これで便座のフタを空けてたら、床上浸水時同様同レベルの不衛生状況になっちゃうよ!
といって、湯船の中で洗うとすると、じゃあ洗ったあと湯船にゆっくり浸かる、という場合、どうすればいいんだろうか。
いったん湯船から出て、かつ湯船内の石鹸分を洗い落とし、その後で湯船にお湯をはるんだろうか。
そんな不経済なことはオレには無理であるよ!
■また勝手な引用です。すいません。
元は http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000003-rcdc-cn こちらです。
北京市朝陽区のあるマンションは長年泥棒に悩まされてきた。問題はマンションを囲む壁が低いこと。南側の部分は高さがわずか1.5mしかなく、簡単に乗り越えられてしまう。住民の李(リー)さんによると、この低い壁の存在はおそらく北京中のこそ泥の間に知れ渡っており、毎日のようにマンションには泥棒が侵入していたという。李さんも自転車3台を盗られた。まさに「泥棒天国」状態だった。
半月ほど前に、ある住民が、泥棒が壁の上を乗り越えて、物を持ち出している場面を目撃、マンションの管理部に対策を訴えた。とはいえ、壁を高くするような資金はマンションにはない。どうすればいいのか頭を悩ましていたところ、ある職員が名案を思いついたという。早速、ショベルカーを借りてきて、壁の前に幅2m、深さ3mの溝を掘った。これでわずか1.5mだった低い壁は、高さ4.5m相当にグレードアップ。以後、泥棒の被害はぱたっとなくなったという。天才的発想と住民は大絶賛だ。
・・・塀の下に穴掘って進入すればいいんじゃね?
■人間は、24時間のうち、だいたい7~8時間は寝ないとダメなようにできてます。
つまり、16時間活動するためには、8時間「充電」しなきゃいけない、というわけです。
当サイト管理人の持ってる携帯は、大体1~2時間充電すると、その日一日は普通に使えます。
当サイト管理人の使用しているカメラ機材は、大体2時間ほどバッテリーを充電すると、12時間は使えちゃったりします。
当サイト管理人の使ってる電気ヒゲソリは、1時間ちょっと充電すると、数日はその使用に不都合を感じずに済みます。
・・・そう考えると、人間のなんと高非効率なことよ。
でも、ヒゲソリとか携帯以上に、人間は「いろんな仕事」が出来ますからね。
逆に言うと、ちゃんと生きてないと、ともすればワレワレは携帯やヒゲソリ以下の存在ってことになっちゃいますんでね。
ガンバらないといいけませんね。
まぁそんなわけで。
投稿者 kome3 : 23:49
2006年12月05日
連鎖する「雑感」。
なにしろここのところ多忙、多忙。いや、こんなにありがたい事は無いのですが、とにかく、比較的慣れない仕事が重なりまして、慣れないが故にバタバタしまして、結果的にお客様及び弊社&ワタクシ周辺の皆様etcには多大なるご迷惑をお掛けしておりまして、ただひたすら申し訳ない、面目ない限りであります。
で、ここんところそういうわけで多忙でありましたので、それ故実に色んな「出来事」がワタクシ及び弊社周辺に降り注ぎ、舞い降り、してたのですが、どれもとても当blogに書けるような事柄ではなく、結果ただひたすらこのblogの更新履歴が刷新されぬまま時は流れた、と。
現在2006年12月5日午後2時16分ですが、ようやく「重なりまくってた仕事」のうちの3つについてお客様からOKを頂くに至り、後は座してただ作業してくれてる方からの納品を待つばかり、という段階に到達、ようやくここで何か書こうかしらん、てな心持になった次第です。
しかし、上記したように、実に色んな事柄があったのですが、どれも書けない。
ですので、書ける範囲の事柄についてダラダラ書いてみようかと思う次第であります。
■本日朝方、上記の「お仕事をお願いしてた方」から、そのお仕事についてのメールを頂く。
その文面上、追伸という形で、来年から施行されるというSOX法、それに伴って業務体制の改編を行う由のお知らせも併せて頂く。
こういう「お知らせ」をこの方が書き、送信してる正にその時、同じく「社長」である当サイト管理人が何をしてたかというと、朝メシ食いに行った立ち食いソバ屋で、キツネソバを注文したにも関わらずあろうことか店員がアブラアゲを入れ忘れ、これに対して憤慨しモンク言ったりしてまして、その差にちょっとヘコむ。
アブラアゲでモンク言ってる場合じゃないな、と。
■多忙なクセに、なぜか最近映画「トラック野郎」の視聴にハマってます。
きっかけは、これもフトした理由で観た「千と千尋のなんちゃら」とかいう映画でした。
ここで文太アニィが声優を勤めてらっしゃるのを知り、ワタクシ的には文太=トラック野郎なので、改めて観た、と。
ハッキリ言ってムチャクチャな映画だったりしますが、非常に勢いの有るムチャクチャさで、この「勢い」というのが、もしかたら何よりも大切なのかも知れない、とか思ったりしました。
ちなみに「熱風5000キロ」という編がオススメです。
ついでながら、この「千となんちゃら」も、案外(!)面白かった。
なんとかっていう顔のデカいバァさまと、文太アニィが良かったなぁ。
このバァさまは誰の声だったかというと、夏木マリさんだったそうで、文太アニィといい、「声優」という職業についてちょっと考えたりしました。
■経理業務用etcにってことで、ノートPCを購入。非常な安さに驚く。
かつて当サイト管理人が初めて買ったPCは、
・大容量HDD4G!
・高速56kモデム搭載!
というやつでした。西暦2000年当時はこのレベルが最高・・・とは言わないまでも、かなりハイスペックな部類たっだのです。
20万円以上したのですが、1/4のお値段で、この数十倍のスペックをモノした、という次第で。
■数年ぶりにパチンコをする。
久々に行くパチ屋には、もう「ビッグシューター」や「ビッグ7」は見当たらなかった。
その代りに、なんだかオタク対象な雰囲気丸出しな半裸の女キャラが海中を泳いでたりして、ずいぶん派手になったなぁ、と感慨にふける。
ふけりつつ、数万円ゲットする。
■角川文庫の「ポケット・ジョーク」という本を再読してみる。
かなり古い本で、どれくらい古いかというと、巻末の「最新刊案内」の筆頭に挙がってるのが「ルンルンを買っておうちに帰ろう(林真理子)」だったりするくらい古い。
この中の、劇作家をネタにとった小話の殆どがバーナード・ショウに関する事だった。
■MIXIで、いわゆるプロサーファーの方(女性)と知り合う。
オリジナルDVDを制作され、販売されるという由、これの協力をする。
なんであれプロになるっていうのはスゴい「ことです。ましてサーフィンっていうのは競技人口もそれなりに多いでしょうから、その中で選りすぐられてのプロである、このことは尊敬に値します。
しかもこの方は、自身でこの映像編集までされた、とのこと。
でもって、これがかなりの力作で、当サイト管理人は全編フツーに観て堪能してしまいました。
初めての編集でもあるので色々教えて欲しい、ってな次第で弊社までみえたのですが、もはやそれほどワタクシなどが教えてあげられるような事柄も無く、むしろ膨大な映像素材から独力で作品にまで仕上げたという、そのガンバりこそこちらが学ばなくてはいけません、と自戒する。
■DVDプレス業者さんが、営業に来た。台湾でプレスしている由。
とりあえず料金表でも送付してくれ、と頼むと
“いや、弊社は料金表というのはお作りしてないんですよ”
“あくまでも、案件に対してお見積もりするってスタイルでして”
なんじゃそりゃ、と思いつつ・・・例えば片面1層で盤面印刷2Cで1000枚でいくらです?とか聞いたら、ちゃんと数字が返ってくる。
じゃあ、2000枚だと?・・・やはり具体的数字が出される。
この調子で、3000枚、4000枚、と聞いていき、最終的には3万枚の場合までの料金を教えてもらう。
で、最後に、今教えて頂いた料金を表にして送付して欲しい旨を話すと、
“いや、ですから表には出来ないんですよ”
ちょっとキれながら言われた。
・・・あなた、エクセルが出来ないだけなんちゃうんか、と。
■ある日突然、某新聞の販売店の人が来訪し、やはり突然プロレスのチケットを置いていく。
なんで貰えるのか聞いても、なんだかウスラ笑いを浮かべて“いや、まぁ、はははは”とか言うばかりで要領を得ない。
少々キモチ悪いが、とりあえずもらう。
最近、総合格闘技や、いわゆるK1に押され、プロレスも廃れてきてるとか言うけれども、少なくとも我が国においてプロレスは不滅だと思うのです。
詳しくは省略しますが、我々日本人の遺伝子には、プロレスを面白がる精神というものがシッカとあるんですよ。
■上を書いてる間にまた新聞屋氏が来訪し、今度は大量の洗濯用洗剤を置いていった。
これは、契約延長とかそういう事をしろってことなのか?と聞くが、やっぱり“いや、まぁ、はははは”とか言って要領を得ない。
・・・しかし、この寒い中、新聞屋氏は一軒一軒こうして廻っているのだろうか。タイヘンだなぁ。
そういや昨日は集金に来たけども、ホッペタが真っ赤でありました。
繰り返しますが、この寒い中、また真夏は真夏で蒸し暑い中、彼らは一軒一軒歩き、中にはここぞとばかりにモンク並べるヤツもいるだろうに、ホント、タイヘンな仕事だよありゃ。
そう思うと、とてもゾンザイな対応は出来ませぬ。
■忘年会及びお歳暮のシーズンでありますな。
明日あさってにはお歳暮買いにいかなきゃな、と。
といっても弊社は零細企業であるので、そう何箇所も送付先があるわけではなく、それはそれでちょっと寂しかったりする。
忘年会も、来る日も来る日も忘年会、とか、そういう感じではない。
むしろ、1月1日からwww.horse.tvの1月分番組を放送しなければならないので、なかなか「忘年」できないかもね、と。
でも、そういう状況は、ホントにありがたい。ウレシい事ではあります。ヒマなのよりはずっとマシであります。
・・・では、打ち合わせアポTIMEが迫ってきたので、とりあえずこの辺で。
投稿者 kome3 : 14:08
2005年05月21日
焼肉をまた食った、というところから沖縄話へ(珍しく写真・動画付)。
19日、higuchinsky氏、はしもとゆか氏、そして両氏と同様、当サイト管理人の大学時代の同級生であるyayoi氏と、なぜか中学時代の友人である高木登氏と、ワタクシ、という、接点のよくわからない5名でもって焼肉を食いに行きました。
その内容については上記各位のサイト中の「日記」等を参照されたいのですが、要するにワタシがホームラン級のバカチンだった大学時代と、さらにもっとバカチンだった中学時代の、それぞれの時期におけるワタシ及びワタシの周辺にいたバカチンたちとによる、極めて劣悪かつ醜悪でバカチンなエピソードを、ワタシが例によって調子に乗って喋りまくった、という体裁でした。
もう反省する気にもなれません。
(カーズは)
2度と地球へは戻れなかった…。
鉱物と生物の中間の生命体となり
永遠に宇宙空間をさまようのだ。
そして死にたいと思っても死ねないので
―そのうちカーズは考えるのをやめた。
・・・これにならって、ワタシももう反省するのを止めようかと思っております。開き直るという意味では無く。
さて、我々が焼肉食ってるそのさなか(時差はあるけど)、沖縄の伝説的バンドである「紫」のボーカルの人が、県内のスーパーで食料品700円相当を盗んでタイホされてしまいました。
いったい何やってんでしょうか。っていうか、なにがあったんでしょうか。盗んだのが「海ぶどう¥700」。
「ステイウィズミー」は名曲でしたが・・・これで3回目のタイホだそうです。
いくら沖縄が「テーゲー」だからと言って、窃盗はいけません。いけません、が、なんで海ぶどうを盗むようなことになってしまったんでしょうか。確かライブハウス経営などされてたはずなんですが。
沖縄といえば、前出のはしもとさんは、先般バイオリンを購入されたそうです。
ヒグチン氏の「なんでバイオリン?」という問いに対し、彼女は「いや、前から欲しかったから」と、答えておられました。
私もほぼ同様の理由で、以前沖縄で「三線(さんしん)」を購入したことがありました。
前から欲しかったんで。
何回目かの沖縄行の際、あれは中部は石川という市内、これも例によって道に迷い、住宅街中を徘徊しておりました。
赤い屋根の連なる街中。ビルなぞ無いので、青空がやたら広かった覚えがあります。
酷暑の時期だったので、通りを行く人影も無く、ただただセミの鳴き声のみ聞こえる、静かな住宅街でした。
あの時の情景の記憶はおそらく生涯消えることがありません。遠くから、ふと、そして突然聞こえてきた三線の音色。
音にひかれて歩いていくと、とある家の縁側で、木の幹のような肌のジイサンが、三線を奏でておられました。
いかにもヒマつぶしなその風情に打たれました。
こういうイキなヒマつぶしができるようになって、初めて一人前なのではなかろうか、と。
楽器には、相応しい風景というか季節があるように思います。例えば津軽三味線には厳冬の、吹雪く風中、ハーモニカには薄の野、トランペットには夕焼け、などが(私的には)「いとをかし」です。
で、沖縄の三線には、直射日光が良く似合う。
三線の第一人者である故嘉手刈林昌氏も、生まれてからずっと日なたで育ったみたいな風体でらっしゃいました。
節くれだった指と、真っ黒でシワだらけの顔と、その奥に全てを達観しちゃったみたいな鋭い眼。
アコガレのジイサンの一人でありました。
そんなわけで、欲しかった三線、昨年(一昨年だったかも)の夏に一念発起して購入しました。
沖縄の北部に、名護という町があります。
沖縄高速道の北の終点、許田というインターを出て、さらに北上すると、やがて名護市街地に出ます。
ここからさらに北上すると、仲尾次というところに出まして、そのほど近くに、花の森、というところがあります。
花の森は、1996年6月、当時中学生だった女の子が、誘拐されて殺された、という事件をきっかけに作られた「施設」です。
小高い丘の上に、地域住民の皆さんの手作りによる豪奢な小屋がありまして、ここが地域の一種の寄り合い場になってます。
発起人である運営者でもあるのは「子供たちを守る会」の皆さんで、地域パトロールや、この小屋での各種相談、毎日行われているという、泡盛etcを囲んでの「会合」、また、あえて名前は伏せますがチョー有名なバンドのリーダー氏も関わっておられる関係もあってか、最近は敷地内にライブハウスというかスタジオも作られまして、地元のアマチュアバンドにも解放してたりするそうです。
さらに、喜納昌吉氏も関わっておられるそうで、「守る会」の皆さんらによって結成された「花バンド」は氏のスタジオでもってレコーディング、CDんも出されています(私も何枚か持ってます)。
花の森についてはそのうち詳しくご紹介するとして、私はここの・・・肩書きはわからないのですが、とにかく一番エラい責任者の方の娘さんと友達で、訪沖するたびにこの「花の森」に、色んな面でお世話になってる次第です。
で、昨年だったかに訪沖した際、この「花バンド」の皆さんに、三線の弾き方を多少習ったりしたんです。
もう既に三線は購入済みだったのですが、恐れ多くてそのことは伏せてまして、でも、とにかく習いたかったので、花の森にあるやつで教わりました。
しかし・・・ホントのところはどうだかわかりませんが、思うにこの楽器には基本的に弾き方のハウツーといったものは無いらしく、教える方も「ちょうどいい具合のところ(の弦)を押さえて、いい感じだなぁ、っていう力加減ではじくわけさー」とかいう感じで、結局ゼンゼンダメ、まるで思うように弾けず(当たり前ですが)、あえなく挫折したのでした。
※「花の森」について、2年位前、某情報サイトの取材でお邪魔したのですが、その時の映像が出てきました。
http://www.ageof80s.com/band2.rm
こちら、「花バンド」の皆さんの演奏風景で、
http://www.ageof80s.com/mori2.rm
こちら、「花の森」の、夜の風景です。
どちらもリアルメディアです。ストリーミングではないですが、2、3メガくらいなのでお気軽に観てみて下さい。
・・・なにしろ、チーとも弾けずに現在に至ってるのでした。
オレのやるとおりにやってみればイイサー、とおっしゃって、目の前で弾いてもらったのですが、いわゆる早弾きってやつで、とてもじゃないが出来まへんでした。
三線っていうのは、マムシの革(皮?)で作るんだそうです。ハブじゃないので。
で、この皮(革?)、当然ながら湿度etcによって影響を受けるそうで、もしかしたら東京じゃチャンとした音が出ないのかもしれません。
そういえば、ゴーヤーチャンプルー(「ゴーヤチャンプル」と発声し表記する人が多いですが「ゴーヤーチャンプルー」が正しい・・・らしい)も、沖縄で食べると、間違いなく東京でよりウマいです。
シークワーサーも、東京で飲むそのジュースも沖縄のも、どちらも果汁100パーセントであっても、これは気分の問題ではなく、具体的に味が違います。
その土地のモノゴトはその土地でやるがよろっし、ということですかね。
ワタシは挫折しましたが、はしもとさんはそんなことのないよう、ハゲんで頂きたいと思います。
投稿者 kome3 : 21:05 | コメント (0) | トラックバック
2004年12月22日
愛すべきムチャクチャな人たち。
当サイト管理人は、現在は法人化しいてやっておりますが、その昔はいわゆるフリーランスとして活動しておりました。
今思えば実に色んな映像製作会社に出入りしたものです。
「映像制作会社」の雰囲気にはある種の類型があるにはあるのですが、それでも規模の大小、得意分野などによって、実に様々。
以下は、ワタシがお世話になった数多の制作会社の中でも、ひときわ「特異」であった会社の話です。
撮影、編集、と、そこから頂いていた仕事内容は多岐に渡りましたが、常勤してるわけでもなく、ときどきこの社に出向いて、自分の仕事+気が向いたら社員の皆さんの仕事を手伝ったり、などなど、妙にこの業界に浸かったり、逆に妙に慇懃に距離を取ったり、といった部分には一切気を使わず、まぁマッタリとやっておりました。もはやいい思い出であります。
いわば単なる外注スタッフであるので、有る意味全てにおいて客観的な立場でいられたわけですが、こういうスタンスは非常に気楽なものでした。
この会社は、想像を絶するレベルでムチャクチャな人たちばかりなのですが、そういう皆さんを表題のように「愛すべき・・・」という冠付きで表現というか紹介できるのは、この気楽さがあるがゆえ、です。
繰り返しになりますが、ワタシはこういう仕事をしてたりしますので、かなり幅広く、色んな会社様に出向き、もしくは迎えるなどしております。
またかつては某ローカル局でもって情報番組などを作ってましたので、やはりかなりいろんな種類の会社様とお付き合いの経験があります。
しかし、この会社ほどムチャクチャな人ばっかしな会社は、記憶にありません。
単なる外注先でしかない、という気安い距離をキープしてるから良いようなものの、これがもしワタシが正社員で常勤だったりしたら、おそらく2、3ヶ月でノイローゼになっちゃうことでしょう。
幸い、たまーにしか出向いてなかったのでこうして気安く書けるわけですが、世が世なら、と思うとゾッとします。
なにがそんなにムチャクチャか。
まず、社長からしてムチャクチャです。
この会社は20年以上やってる、この業界では稀有なレベルの老舗なのですが、この社長は20数年前にこの会社を一代で築き、50歳をゆうに超える年齢の現在でも、バリバリ現場で陣頭指揮してたりするモーレツな方です。
で、この社長が、気分屋なんて言葉では表しきれないほど移ろいやすい気質の持ち主でらっしゃって、なにが理由・きっかけで機嫌が良くなる・悪くなるか、誰にも予想が出来ない。
猛烈に定着率の悪い会社なのですが、比較的ながく在籍している社員の方に聞くと、湿度の高い日に不機嫌になる確率が高い、とのこと。
機嫌の悪い時の様子は猛烈で、突然怒鳴りまくるは、壁や机を叩きまくるは、そりゃもう大騒ぎなのですが、社員の皆さんは慣れたもんで、皆さんそんな嵐を気持ちよいくらい見事にやり過ごします。
で、やり過ごしてると、大抵の場合いきなり機嫌が直り、職場は皆の笑顔と笑い声で溢れることになります。
そんな図を客観的に見てると、ニンゲンの「慣れ」とは偉大だなぁ、と思わずにいられません。
さらに、重症のアル中である、と。
呑みたい!と思ったその時(その日、ではない、まさにその時)が、呑む時で、また呑むと際限なく呑みまくります。
大抵の場合、一旦呑み始めると、最低でも30時間くらい呑みつづけます。にわかには信じられない話ですが事実です。
大げさではなく・・・例えば深夜1時に撮影が終了し、そのまま打ち上げの呑み会がスタート、終了が翌々日の夕方4時、なんてことがままあります。ワタシもこの3年で20回くらいこういう場に立ち会った事があります。
その間なにが起こってるのかというと、大抵特定のスタッフに怒鳴りつづけてるか、行く店行く店の店員にからみ続けてます。
で、泥酔のまま出社し、自分のデスクで寝て、目覚めるとまた続く、という感じです。
先々週だったか、この社に行った時・・・AM10時頃でしたが、社員数名がテナントのビルの廊下で雑魚寝してて、事務所に入ったら社長が応接テーブルの上、自分のゲロにまみれて寝てた、なんてことがありました。
で、その傍らで、呑み会に参加しなかった社員が、全くもっていつものように粛々と自分の仕事を進めてまして
“あ、おはようございます・・・いや~どうやら昨日呑んでたらしいんですよね~”
“すいませんね~。臭くないですか?いや、そりゃ臭いですよね!ははは!”
とか言ってたりします。
そんな社長の下、社員も強烈です。
ADのOくんは、一切時間を守るという概念がありません。
たまーに、ほぼ偶然の結果として、約束の時間を「守ってしまう」ことがあるのですが、そんな時は、なぜだか機嫌が悪くなります。
それはどうやら、「約束の時間を心ならずも守ってしまった自分に対する怒り」、のようです。
かと思うと、異常に約束の時間にうるさい営業のMさんのような人もいます。
この方は、必ず約束の時間の30分前に来ます。
この会社の提示は9:30なのですが、彼は毎朝必ず8:00には来てます。
たまに9;30近くなって来る時もあるのですが、そんな日は
“いや、今日は、電車が止まってて・・・”
などと、一日中(遅刻もしてないのに)独り言に近い言い訳を繰り返してます。
Mさんは広報関係にも携わってまして、チラシ制作などで社長と打ち合わせる機会が多いのですが、社長はなぜだかこのMさんを異常に嫌ってまして、酔う度に
“オレはMとは口をききたくないんだ”
“おい、H(もう一人のAD)!なんでオマエはオレとMの間に入って話を進めないんだ!”
“オマエが気を利かさないから、オレはいつもMと話しなきゃならなくなるんだ”
と、理不尽としか言い様がない言動でHくんを困らせます。
このHくんは、おそらく世の中の「AD」職の人の中で、最も敵の多いADです。
というか、最も周りから嫌われているADです。
その嫌われ方は尋常でなく、おなじみになっているスタッフや出入り業者で、彼の事を悪く言わなかった人が誰もいない、という、稀有なADです。
彼が買い物等で席を外すと、社内は100%彼の悪口で盛り上がる事になります(当然社長も加わって)。
しかし、なぜかスタッフ連中の呑み会などで一番もてはやされるのも彼です。不思議でしょうがないのですが。
こんな会社であるので、出入りしている皆さんも、非常にクセのある方が多いです。
撮影当日に突然失踪し、そのままインドへ渡ってしまったTさん。
単身南氷洋に渡り、エイと人間のファックシーンを撮影し(具体的内容は不明、また、なんでこんな素材をこの会社に持ってきたのかも不明。なにをどう勘違いしたのか)、持ち込んできたフリーディレクターのBさん。
この会社はどちらかというと中小・・・いや、超零細な部類に入るのですが、そんな規模の会社が20年以上も存続するというのは、ほかに例がないのだそうです。
しかもこの会社はこれほどまでにムチャクチャであるにも関わらず、潰れもせずこれまでやってきている。
その理由は簡単で、この会社には、猛烈な、ある意味病的なまでの、質へのこだわりがあるのです。
社長は要するに変人なわけですが、その偏執狂的気質が最も発揮されるのが、他ならず撮影現場においてで、大げさでなく1カットに丸1日かけるのがザラです。
営利追求のスタンスからみたら、もう無駄なことばっかしやってるわけですが、そういう無駄が20年積み重なった結果、どうやらそれが揺るぎ無い信頼として結実している、ということらしいのです。
ワタシはこの会社とは現在お付き合いしておりませんが、この辺の姿勢には学ぶべき点が大いにあった、と思っています。
投稿者 kome3 : 02:33 | コメント (0) | トラックバック
2004年12月09日
東京青年会議所というところに入ってるのでした。
ワタシは今年から、「東京青年会議所」という組織に入れて頂いております。
その東京青年会議所(以下「JC」と略す)には毎月「例会」というものがあります。
やれ京王プラザだとか赤坂プリンスだとか、そういういかにもリッパな会場でもって、日本の再建は如何に!?とか、自立型社会を支える教育改革とは!、とか、そういうテーマで「東京JCの運動の方向性や政策を確認する」場です。
・・・そんなことを書く前に、まず東京JCとは何ぞや?という事を説明しなきゃイカンわけですが、新米ペーペー会員であるワタシなどが説明するのもナンですので、以下、「東京JCの特質」という部分を引用させて頂きます。
青年会議所を他のすべての団体から区別する最大の特質は、会員の“年齢制限制”にあります。
会員はいかなる人種、国籍、性別、職業、宗教であってもかまいませんが、年齢満20歳から(東京の場合は満25歳から)40歳までであることを要し、“品格ある青年”でなければなりません。
したがっていかに長期間にわたり、有能で活動的な会員であっても、満40歳に達したら退会しなければなりません。
この素晴らしい年齢制限制のゆえに、青年会議所は絶対に若さを失わず、常に希望に溢れ、未来に向かった前進を続ける団体として活動することができるのです。
青年会議所は世襲経営者のサロンクラブではありませんし、単に社会奉仕を行う団体でもありません。
青年会議所は未来を目指し、よりよき明日をめざしてわれわれの住む地域社会・国家・全世界のために、われわれが今日の犠牲を払うことを厭わず、常に進歩への挑戦を行う、理想と具体的総合的な施策をもった青年指導者の運動です。
・・・こういう組織。
で、その具体的な活動は極めて多岐に渡りかつ頻繁なものでありまして、そのうちのレギュラーなひとつが、「例会」というものなわけです。
この9月に行われた東京JC創立55周年記念例会、明日11日には12月例会として一種の納会が行われるのですが、ワタシというか弊社では、これらの会中で上映されるビデオ作品の制作を行いました。
(ここ数日当サイトの更新が滞ってたのは、12月例会用ビデオの制作に忙殺されてたからなのでした)
そんなわけでワタシは、おそらく同期入会の誰よりも、JCのいわゆる役員の方だとか、他地区等の委員会メンバーとお会いする機会が多くありました。
理事長(いわゆる「JCトップ」の人ですな)にインタビューしたり、各理事の皆さんとお会いしたり、等々。
こういう恵まれた会員であるにも関わらず、ワタシはおそらく同期入会のメンバーの中で最も怠惰な、いわゆる(?)スチャラカメンバーだったりするのですが、それはともかく、前線で活動されているメンバーの方々には、共通する特徴があります。
「皆さん、非常に率直である」
ということです。
・・・率直である、素直である、ということは、非常に難しいことだと思うのです。
往々にして我々は、率直、素直であることを恐れたりします。
意見etcに自信が無かったり、発言etcによって発生する責任からの逃げ、だとかで、ごまかしとか「お茶濁し」で日々をやり過ごす、みたいな事が多かったりします。
しかし、東京JCの皆さんとの関わりの中で、こういう雰囲気を感じた事は、現在までにタダの一度もありません。
これは新鮮な経験であり、同時に非常な緊張をワタシにもたらします。
ごまかしとか「お茶濁し」は、ここの皆さんには通用しない・・・!ということで。
理事長へのインタビューでも、頂いたその回答は、そのまま活字化してもなんの違和感も無いような、非常に論理的なものでしたし、理事会だとかの会合に参加すると、皆さんの発言は極めて簡潔且つ的確です。
ワタシの作ったビデオへの「ダメ出し」も、もはやグゥの音も出ないほど的確で論理的なものでした。
ぶっちゃけた話をしちゃうと、JCのメンバーは、例えば世襲だったり、もしくは起業したりなど、その道筋は様々ですが、総じて「会社経営者(陣)」である人が多いです。
ゆえに、皆さん、非常に忙しい方々であるはず。
にもかかわらず、上に引用したような活動に、場合によっては怒られたりなんかしながら参加する。・・・このバイタリティは、いったいナンなんだ!?と思います。
それが、強さ、なんでしょうねきっと。
人間、ダメな人たちの中にいると、自分もダメになっちゃったりするもんです。
ワタシにとって、上記のような皆さんの中に加わるということは、ハッキリ言ってかなりの背伸びだと自覚する次第なのですが、リッパな、強い人たちの中に入るというかもぐりこむことで、ワタシも強くなれれば良し、と、今は思っております。
できるだけ例会や各種委員会等の集まりには参加しよう!!と。
・・・そう思ってはいるのですが、まず明日の例会には参加できない。大阪ロケに行っちゃうので。
そんなこんなで、なかなか参加できずに今年一年過ぎちゃった感じがあるのですが、来年からは出来るだけ参加しよう!!!と、今は思ってます。
投稿者 kome3 : 04:25
2004年11月28日
ガキにはネットを禁ずる、という案。
今日「も」こんな事件があったらしいです。以下のソースはサンスポですが、おそらくはどの新聞にも出てる事件です。
【社会】「小さい子に触りたかった」小3女児に抱きつき男逮捕
香川県警坂出署は28日、小学3年の女児(9)に抱きついたとして香川県迷惑防止条例違反(みだらな行為の禁止)の疑いで、同県○○町、アルバイト○○○○容疑者(23)を逮捕した。
調べでは、同容疑者は24日午後1時半ごろ、同県坂出市内のスーパーで、友達といた女児に「記念写真を撮ろう」と声を掛け、後ろから抱きつくなどした疑い。
○○容疑者は「小さい子に触りたかった」と容疑を認めているという。同署は同様の余罪があるとみて調べている。
武士の情けで(?)氏名、住所は伏せましたが、このオトコ名前でもってgoogle等で検索すると、こいつによるあちこちのBBSへの書き込みがワンサカ出てきます。
主に小中学生が集う、というか、じゃれあうというか、馴れ合ってる類のBBSで、このオトコは時にはオトナのオトコとして、また時には小学生と称して、馴れ合い・じゃれあいの書き込みをモノしてたりします。
「友達になってね!」とか、場合によっては「エッチ友達募集!」とかいう感じだったりもします。
で、これらのBBSのうちのいくつかでは、このオトコも、多少キモがられつつも、ある種の形で肯定されて受け入れられてたりもしてたようで、恐ろしいことこの上ないです。
こういう真性かつ悪性のロリコン氏のことはおいといて、少々ビックリしたのは、こういうBBSやチャットに書き込んでる子らについてでした。
彼ら彼女らは、こういう真性悪性ロリ属性男も、ホンjのはずみで受け入れちゃったりするんです。
あまりにも無防備・・・危なっかしいことこの上ない。
そこで思った。
16歳未満は、インターネットアクセス禁止にしたらどうか、と。
何によらず物事には功罪、メリット・デメリットがありますが、16歳未満の
子供にとって「インターネット」という媒体はデメリットばかりです。
ネットのメリットってなんだ?と考えるに、例えばオンデマンドによる簡便・迅速な情報収集、地域格差の是正・・・ああ、こういう「メリット」は、もっと大人になってから享受するんで充分です。
子供にとっては、この対価としてのデメリットがデカすぎる、と。
■理由その1。
子供ってのは、背伸びしたがるもんです。
各プロバイダ、ポータルサイトでは、子供向けのサービスをあれこれ展開してるようですが、例えば小学生は「小学生向けサイト」だけで満足するわけないです。
もっと「大人のもの」を、もっと刺激的なものを、という方向に向かうのが正常なガキ像です。
最初は「Yahoo!きっず」とかで楽しんでても、すこしづつ、よりアングラな、またより「大人向け」なサイトetcに進んで行く…子供ってのはそういうもんでしょう。
ワタシがガキの頃にネットなんて無くてよかったな~、と思います。
中学くらいの頃に、フリーで使えるPCがあって、常時接続のネット環境があったら、例えば、まず間違いなくエロ画像見まくりです。
で、サイト運営者の口車にあえなく乗って、出会い系サイトの2、3には登録したかもしんない。
(そういや小学校の「パソコン室」って、休み時間中に出入り自由、接続自由だったりするんですってね。狼の群に羊を放つようなもんだ。好奇心の強い子は検索制限なんて破るの簡単ですよ)
…なにしろ、ネット上には、子供に見せるべきでないものが溢れてます。
それはエロや「出会い系」云々に限らず、「子供がちゃんとした大人になるために必要なものを否定し、奪うもの」…こういう類のもの全てです。
で、それらが、近来にないレベルの容易さで手に入り、また触れることができる・・・これが現実です。
■理由その2。
もうずいぶん昔のことのように思えちゃうのが恐ろしいですが、ちょっと前に、長崎は佐世保の女子小学生が同級生(というか友達)をナイフで殺しちゃった、という事件がありました。
聞くと、この子もネット上での人間関係トラブルがなんらかの原因になってる、とのこと。
掲示板で悪口書いたとか、HP荒らした・荒らしてない、みたいなことだったようですが、ある意味…殺すまで行くかどうかは別にして、子供がバーチャルな人間関係でもってトラブるのは必然です。
まっとうな自我・人格形成の出来てない子も、ネット上では、リッパな一人前の人間として、その場を与えられ、一人前の人間として発言する機会があたえられちゃう。
・・・そりゃトラブるっての。
ハムだとかの、いわゆるメディアアマチュアによる不特定に対する「通信」は、元来免許制・・・その資格のあるものにだけ許されてたことだったはずです。
それが、ハムだとかの数十倍の情報のやりとりが可能な「ネット」に、なんの資格制限もない…いわば完全フリーであるってのは、あまりにも危険だと思うのです。
子供がネットする時は必ず大人もそばに付く、とか、そういう水際で防ぐ事もアリでしょうが、その肝心な大人で、ネット社会にある程度精通してるってレベルの人が、残念ながらまだ圧倒的に少ない。・・・こりゃアテになりません。
一回パンドラの箱を開けたら、もう閉めらんないです。
その中身を、キチント受け止め、時にはサラリと流せられるだけの人格形成が出来るまで、ネットなどさせないのが賢明だと思うんです。
だから、16歳未満はネット禁止。
投稿者 kome3 : 23:42
2004年11月20日
小野田寛郎さんにお会いした話。
新聞によりますと、終戦後約30年間、フィリピン・ルバング島のジャングルで潜伏生活を続けた元陸軍少尉の小野田寛郎さん(82)の帰還30年を祝う式典が19日、都内のホテルであった、とのことです。
これで思い出した。当サイト管理人は小野田さんにお会いしたことがあったのでした。
当サイト管理人は、今はこんな仕事をしておりますが、その前は都内某CATV局でもって、さまざまないわゆる「TV番組」の撮影・編集etcをする職にありました。
で、あれはもう5、6年前になるでしょうか、小野田さんと、フィリピンはルバング島に潜伏していた小野田さんにメディアの人間として初めて会ったカメラマンと新聞記者の3人による鼎談、というイベントがありまして、これの取材をしたんです。
会場は青森の某牧場で、当サイト管理人は小野田さんと2泊3日、文字通り「寝食を共にした」わけです。
初めてお会いしたのはこの件に関する打ち合わせ時でした。
築地本願寺内の喫茶店に、約束よりやや早めに小野田さんはいらっしゃいまして、約束より長時間に渡って色々お話を伺ったのですが、当時70歳代後半だったはずの小野田さんの、矍鑠としたその立ち振る舞い、明瞭・論理的なお話には、強烈な「威厳」というものを感じずにはいられませんでした。
でもってこの小野田さんの「威厳」には、その後の2泊3日の帯同中ずっと触れることが出来まして、どこに行っても、誰にあっても、またどんな話の最中であっても、常に小野田さんの背筋は伸び、視線は相手を柔和に見据え、どんなことでも完結明瞭に話される。
単純に、純粋に、尊敬の念を抱いたものです。
・・・人格に打たれる、というのはこういうことか、と思ったです。
小野田さんは陸軍中野学校出身とのことで、いわば超エリート軍人だったわけです。
高度な教育を受け、咀嚼し、その結果としてランボー以上の能力をもって、戦地に赴いた、と。
ルバング島で8/15を迎えるわけですが、上官の命令無しに持ち場を離れることは出来ない、ということで、その後30年に渡ってジャングル内に留まり、最後まで「戦争」を続けておられたのでした。
そんな小野田さんと相対するに当って、まず注意を受けたのは、
「ルバング島ではどんな生活なさってたんですか?」
という質問はNG、ということでした。
NGというか、この質問は無意味だそうで、つまり小野田さんには、ルバング島において「生活」というものは無かった、という次第だそうです。だから小野田さんとしても答え様がない、というわけです。
そこにあったのは「戦闘」であって、決して「生活」があったわけではなかった・・・よくもまぁそんな苛烈な状況で30年以上も・・・と思うのですが、それが出来てしまうのが「陸軍中野学校」出身者である、ということなんでしょう。
バリバリのエリート軍人で、おそらく現在、日本で一番「修羅場」をくぐった人であるはずの小野田さんですが、実物は非常に柔和な方でした。
柔和でありつつ、強烈な威厳に満ちている、このことは稀有なことだと思うのですが、考えたら究極的に稀有な経験を経て現在あられるわけで、それも道理です。
期間30周年を祝う式典の報道によって、ワタシがお会いした当時とまったくお変わりないそのお姿を見、ただただお慶びするばかりです。
ただ、ひとつ小野田さんにお願いがあるとしたら、最近、小野田さんらが文字通り命をかけて守った(守ろうとした)この国に、なんか「ニート」とかいうアホなヤツらが発生し、なんでもかんでも環境のせいにして税金も納めずブラブラしてたりするので、カツを入れてあげて欲しい、ということです。
そういう意味でも、小野田さんには、まだ現役としてガンバって頂きたい、と、勝手に思っております。
小野田さんの活躍の場が残ってる、というか、この国には小野田さんみたいな「お年より」が必要だ、と思っています。
こういう言い方は失礼ですが、今の小野田さんは、いわゆる「やさしいおじいさん」です。
ですが、2、3言でも会話すると、こちらの背筋もシャンと伸びます。
公演なども時たまなさっておられるようですが、ぜひ一度行ったらいいですよ。
得るものがたくさんあるはずです。
現在当ページ管理人は小野田さんにお会いした数年後、いわゆる脱サラというのか、こんな会社を興して現在に至ってます。
サラリーマン時代と比べると、そりゃキツいことも多いですが、そんなときは凛とした小野田さんの姿を思い出して、ガンバろう!、とオノレを奮い立たせてます。
投稿者 kome3 : 00:22